「小3ってすご!!
俺なんか小3の頃
なんもしてへんかったで」

「「「え?!」」」

「3人ともやってたん?」

「あたしピアノしてた」

「俺バスケ」

「わたし弓道と剣道とバレーと
水泳してたわよ」

「…
裕也のバスケと
奈津希のいろいろは分かるんやけど
実琴がピアノって…」

「拓海うるさいし」

「こいつ結構ピアノ上手いよ」

「まじかよ」


あたしと裕也と拓海は
少し奈津希と話してから
体育館に向かった。