暗闇の部屋…
冷たい空間…

ある建物の中では、ある人物達が話をしていた。

人影は2つ…


1つの影が言う…


 「かかりました。獲物は必ずやってきます。」


膝をつき、頭を下げ、椅子に座る人物に話しかける。

すると、その人物は口の端を緩めたように見えた。


 「そうか…。今夜が楽しみだ。」


 「必ずや我が悪魔の物に。」


男はその言葉に賛同するように頷いた。




 -悪魔…-


そう、その話が行われていたのは、女性が言った、闇の建物の中だった…