暗闇の中…2つの人影がある。
そして何かのぶつかり合う音が響いていた

 「ハァハァ…」

青い瞳を鋭く敵に向け、息を上げている男ルイ。

 「なかなかやるね…君に力をあげた事が何となくわかるよ…」

そんなルイを見て、緑色の瞳で睨み返す男ノワ。

 「…何者なんだよ…あんた…」

 「僕かい?僕は…生ける屍だよ。」

生ける…屍…
こいつは…ノワールの…

そんな言葉が頭の中を巡る。


 「ノワールがどこにいるのか、知ってるのか?」

ルイは銃と剣を器用に使いながら、ノワに立ち向かった。

 「さぁ…」

それを受け止め、ノワはルイを突き飛ばす。

 「クッ…」

何とかルイは踏ん張り、ノワを威嚇する。