それからルイ達は、情報収集に向かおうとした。
が、外は暗闇が埋め尽くし、嫌な風が吹き荒れていた。

その為、早めに宿を見つけ、一晩過ごそうと、礼を言い、出て行こうとしたのだが、そんな4人を男2人が止めた。

今の時期、来客が多いとの事で、宿は空いていないと。

そこで、ここを使うといいと言ったのだ。


ルイ達は始め、断ったが、男達は遠慮する事は無いと言う。


ルイは皆の顔を見渡し、考えた。

(4人は疲れている。今までちゃんとした休息がとれていなかった…)

(さっき休んでいたカリンでさえも、まだ疲れが残っている様子だ…)

そうしてルイ達は、男達に甘えて、ここで休息をとる事にしたのだった。