掴んだ光はすぐに消えた。
兄は消えたんだ…

サキは膝を付く。そして兄の温もりを感じるように、胸に手をあてた…

 「サキ…」

サキの肩は揺れていた…

それを静かに見つめるルイ達4人。

そっと見守るように…