授けられた力・消えた記憶


ルイ達3人は、花や木の緑でいっぱいの町に着いていた。

どこかのおとぎ話に出てきそうな町である。

 「何や、きれいな町やな。」

 「本当、きれい…」

辺りを見回し、言う2人。

そこへ…

『向こうだよ。』

『それは本当なんですね?』

『あぁ本当さ。』

遠くで、聞き覚えのある声がした。

そちらへ顔を向ける3人。
そこにいたのは…

 「…?マイ?」

 「?…!あなた達…」

そうそれはマイ。
マイも気づいたようで、こちらへ振り返った。

 「偶然やな。」

 「また会うとは思わなかったわ…ここで何を?」

 「情報を聞こうと…」

 「情報ね…それならこの人に聞くといいわ。」

ルイ達に関わりたくないのか、マイはその人物を教え、立ち去ろうとする。
が…

 「?…」

その人物を見て、ルイは鬼の形相で睨む。そして銃に手を…

すると、

 「俺、ちょっと用事が…」

その人物は何かを思い出したように走っていった。

 「…て事だ。」

 「ハァ…あなた頭良いわね…」

諦めたのか、溜め息混じりにそう言う。

 「…」

ルイは、その言葉をスルーです。

 「…なら、着いてきて…」

仕方なくマイはルイにそう言った。