藤井先輩の私。

昼休み。



「で、あんたはなんでここにいるの?」


「えっ?…なっなんでって…」


「だから、なんでここで呑気にお昼ごはん食べようとしてんのよ」



「………」


私は鞄からお弁当箱を出そうとした手を止める。
ユカは私の席に弁当を広げて、おいしそうなおかずを橋でつつきながら、イライラしていた。


「oh~!ユカ私も一緒にお弁当食べる言ってたじゃないデスかぁ~。今机くっつけるデスヨ~」


ジュディは昼休みになった瞬間、愛しのレオの元にお弁当を持って行っていたようで、いま戻ってきたらしい。


「……はぁ」

いいなぁ。2人はラブラブで。

……私は、いまだ、先輩のもとに行けてない。



「どうしたデスカ?陽依、元気ないノ?」


「元気だ…よ?」



「もぉ…イライラする~」
カチャンっ、とユカは箸を置いた。


「ユカ、そんな眉間にしわ寄せてたら、眉間に縦にとっても大きなシワができちゃうヨ!」


「ジュディは黙ってて」


「ハイ」