藤井先輩の私。

「委員長と、先輩に触らないで」


まっすぐに、お姉さんズの目を見る。



「なんでアンタにそんなこと言われなアカンの?」


「心外やわ」



なんなの?この人たち。

どうして、先輩たちなの?

ほかにもいっぱいいるじゃない。


なんで、先輩と委員長なの?



いままで、こんなに胸の奥からぐわーって込み上げてくるこの感情を私はしらなかった。



こんなにも自分が、怒ってるのって初めてかもしれない。


いつの間にか拳をぎゅっと握りしめてて、手汗がすごいよ。



私、初めて怒ってる。

自分のために、ユカのために。







「ていうか、あんたら2人邪魔やねんけど」


「貴光くんと悠太くんのとりまきなら帰ってくれへん?」


なんで、藤井先輩と委員長は気づいてくれないの?

こんなに、私たち傷ついているのに。

なんで?なんで?なんで?

「…ここまで着いてくるやなんて、ほんと何さま?」




「……っ!」