「ねぇ君たち、2人?」
「よかったら、あたしらと相席しない?」
私にかけられた声ではありません。
「あたしら、県外からなんだけど2人は地元?」
私とユカの存在を総無視というか、気づいてないのかな。
女の人2人は、どちらも20歳前半ぐらいで、美人。
おまけに露出度が高い格好で、ケーキを食べに来るような格好ではない。
胸…おっきいな…。
「あっ、俺らは隣町です」
あれ?
「もしかして、関西の人?実はうちら関西から来てーん」
きゃぴきゃぴ喜ぶ女性2人。
「えーほんまですか?標準語しゃべってるからてっきりこっちの人や思いました」
先輩楽しそうに話してる。
……なんだろう…
なんでかな。
なんだか、嫌だ。
なんでか分かんないけど、泣きそうになる。
「こっちの人?めっちゃうれしい~。なぁなぁ2人って高校生なん?」
「ゴホンッ」
私の隣から大きな咳払いが。
「そーです。高校3年生です」
「ほんまにぃ?若いね~」
「ごっほん!ごほごほ、げふんげふん」
ユカすっごい大きな咳。風邪かな。
「ユカ、のど痛いならのど飴…」
「ちゃうわ!!」
ユカ、関西弁でツッコんだ。

