カトレアとニックは、応援にかけつけた警察に連れられ、警察署向かう事なる。

マリアを失ったショックからか、取り調べに対し、終始カトレアはうつ向き、口を開く事は無かった。

けれどニックが全てを自供し、何一つ罪を犯していないカトレアは、状況からすぐに釈放される事になる。



一人、自分の机でミリアムの日記を読んでいるトッド。

「大変な事件だったみたいですね。それにしても予言なんて本当にあるんですかねぇ?」

そんなトッドに新米刑事が話しかけてきた。

「さぁな。俺には良く分からないけど、未来なんて見るのもじゃないな。」

そう言いながら、パラパラっと日記をめくってみせる。

「あれっ?最後のページに何か書いてありますよ。」

新米刑事の言葉に、トッドは再び日記をパラパラっとめくる。

「本当だ!こんなの書いてあったかなぁ?」