扉を開けたカトレアはインターホンの主を確認せずに

「ごめんなさい。まだ準備してなくて・・・。すぐに用意するから待っていてもらえるかしら。」

「良いですよ。私の方こそ早く来すぎましたね。」

インターホンの主はトッドであった。

カトレアはトッドを家に招き入れ、急いで用意を始めた。

待たせるのが悪いと思ったカトレアは、メイクはほとんどせず、帽子を深く被っただけで用意を終わらせた。

バックにペンダントと写真を入れ

「お待たせしました。それではいきましょうか。」