目が覚めた時、頭に濡れたタオルがのせてあった。

食事も枕元に置いてある。

見た目は決して綺麗ではないが、頑張って作ったのが伺える。

マリアの料理でさえ口をつけれなかったカトレアだったが、これからの事を考え、ニックが作った料理を流し込んだのであった。

このままでは黙って死ぬのを待っているだけだと気付いたカトレアは、服を着替え、出かける準備を始めたのだ。

カトレアには1つ気になる事があったのである。

ニックの過去でカトレアのまだ知らない出来事・・・。

それを調べるためにカトレアはある場所へと向かったのであった。