カトレアはその閉まった扉をただ呆然と見つめ固まってしまったいる。

そしてそんなカトレアの体は震えていたのである。


・・・このままだと間違いなく殺される。


やはり次は自分の番なのだと確信したカトレアは、地面に足を付け立ち上がった。

何かに体を任せないと歩くのもままならない状態のカトレアは、壁に手をつけ、ゆっくりとニックのいるであろうキッチンへと進んで行く。


手にはロイドが護身用に用意していた銃を持って・・・。