その言葉を聞いてカトレアはロイドを『チラッ』と、うかがうが、反対する理由はないというくらいの笑顔であった。

スクッとロイドは立ち上がり冷蔵庫からビールを取り出す。

そんなうかれているロイドの姿を見て、カトレアは反対を切り出す事ができなかったのであった。


その後はというと、終始ロイドが話をしていたおかげで、カトレアはほとんどしゃべる事なく、あいづちだけで済んでいった。

そして今日の日の終わりに、ニックはロイドに握手を求め、全く迷う仕草さえなくロイドはそれに答えたのである。