「・・・あたし・・・


雅司の事が好きなんだ」


言葉が、滑り落ちる。


すっかり夜の闇にのまれて、街灯の光だけ。


人通りも疎らながら、


こんな所で、


ついにあたしは、


告ってしまった。





「へ・・・?俺・・・?」


また間抜けな声を出す。


全く、ムードも何も無いよ。


けれど、雅司らしい。


それが、何だか、微笑ましい。