「それは・・・」


視線がぶつかって、言葉に詰まる。


真っ直ぐな瞳であたしを見ている。


やっぱり言葉が出て来ない。


捨て身になり切れないよ。


「ごめんっ・・・」


俯いたままでいると雅司が言った。


え・・・?


咄嗟に顔を上げる。


「ずっと言いにくそうにしてたもんな。


ごめん、俺空気読めなくて。


2人の間には2人にしか解らない事色々あるよな」


そう言って和ませる様に笑顔になる。