「お待たせしました」


ハッと、


店員さんの言葉で現実に戻る。


あたしの定番だったアイスティーラテがのコースターの上に置かれる。


グラスの中の氷がカランと音を立てる。


その音がやけに大きい。


沈黙が、重い。


謙吾もコーヒーのストローを弄んでいる。


そして、


やがて、意を決した様に口を開いた。


「あゆ・・・マジで別れんの?」


もう既に別れた気分でいるあたしは酷い奴なのか。


コクンと頷く。