颯爽と現れて、あたしと男の間に入る。





雅司だった。


「久原が迷惑がってんのがわかんないのか?」


いきなりケンカ腰だ。


「は?」


男が目に見えて不機嫌そうになる。


ちょっと、大丈夫なの?・・・ってこっちはハラハラする。


「久原に近付くんじゃねぇよ。


久原には彼氏いるし。


つーかいなくてもお前はナイから」


そう言って男の腕を捻り上げる。


やっと、男は観念して逃げ出した。