カタンッ


椅子を引く音に、


ガバッ


男の子が反応して飛び起きた。


どうやら起こしてしまったらしい。


あたしに気付くと、


急にしゃんとして手近な席に着く。


それが何だか可笑しくて。


「・・・ププッ」


思わず笑いが込み上げて来ちゃった。


即座に男の子が振り返って、


照れた様な笑顔で言った。


「笑うなよっ!」


そう言われて、


とうとう堪え切れなくて爆笑。


2人して笑った。





今思えばもう、


この時から始まっていたんだ−−−。