馬鹿!


あたしの気持ちを知る麻子は、そんな風な顔してる。


雅司は気まずそうにする。


「やっぱ彼女と過ごすんだろ?」


何も知らない明は更に追い打ちを掛ける。


「あー・・・うん」


曖昧に、


だけど、


雅司は肯定した。




ズシン、


って、また・・・


心が、重くなる。


鉛を、飲み込んだみたい。




そう、だよね・・・。


普通に考えて、そうだよね。


クリスマスは彼女と過ごすよね。


たかがキスしたぐらいで、


何の言葉もナシに、




一体あたしは何を思いあがっていたんだろう・・・・・。