そんな雅司に安堵して、DVDに手を伸ばす、けど。


ヒョイッ


雅司はDVDを背中に隠した。


「えっ!?ちょっと!見せてよ」


不貞腐れると、


「先に宿題してからね」


にっこりと笑顔を向ける。


こういう所も真面目。


やっぱり雅司は雅司だね。


「はぁーい」


あたしは渋々、鞄から宿題を取り出した。





先に教科書を広げていると、


雅司がジュースを入れて来てくれた。


テーブルに並んで、勉強会、みたいな。


そしてこの後はDVD観賞会。


あたし達、健全な高校生です、なんて。