そんなあたしとは違い、


雅司は目を輝かせて、


何か四角いものを掲げた。


「これ!あゆに見せたかったんだよね!」


そう言って手にしているのは、


「ああああああああああああああああ!!!


HAZEのライブDVDだ!!!!!!!」


ピンク色の妄想はぶっ飛んだ。


当たり前だ。


雅司の事だ。


ド健善に決まっている。


浮気なんか、間違ってもする人では無い。


「貸せばいいって話だろ?


けどさ、あゆの反応見たくてさー。


今日親いないって解ってたし、


ちょうどいいやって思ってさ」


そう言って、屈託なく笑う。