「もう日付変わってる!


あゆ、


誕生日おめでとう」


「へ・・・?」


思わず間抜けな声が出る。


時計を見ると、0時1分を指している。


雅司の笑顔に、


嬉しさがやっと込み上げて来る。


「ありがとー・・・」


こんな言葉じゃ伝わらない位、


嬉しくて、


泣きそうで、


最高のバースディ。


最高の夏休み。





雅司との思い出が、


一つ増えた、夏−−−−。