「これ、水面につけて見てみ」


雅司が水中メガネを渡して来る。


「?」


促されるまま水中メガネを海面につけて覗き込む。


「うわ・・・」


思わず息を飲む。


海中がくっきりと見える。


「魚がいっぱいいるー!!」


まるで水族館の世界が、


足元に拡がっている。


砂浜から随分と離れた沖とは言え、


こんな綺麗な世界が拡がっているなんて。