戻って来てくれた雅司が浮輪を引っ張ってくれる。


やっぱり優しい。


てゆうか、


気の性なのか、


前より優しくなったって言うか。


気に掛けてくれる度合いが違うって言うか。


それは自惚れなのかも知れないけど。


先を行く明と麻子と距離は開いてゆく。


「いいの?2人離れて行っちゃうよ?」


「馬鹿。


お前の中での俺ってそういう奴なわけ?」


少し拗ねたみたいに言う。


「そんな事無いけど・・・」