片腕の彼に恋しちゃいました。

〈疲れた〜!〉



『はしゃぎすぎだろ。』



「でも、楽しかったよ!」



〈だよね〜!
もうこんな時間だね。
そういえば!
七時からあそこの大通り、
ライトアップするんじゃなかったっけ?
あと少しだから見て行こうよ!〉



「見た〜い!」



私がそう言ってはしゃいでいるのを見て



マキはニヤついて、私の耳元で



〈告白しな。〉



と囁いた。



私は首を振ったが



親指を立てて、〈大丈夫!〉と



私に言った。









そして七時………。