その時、三年が殴り掛かった。



「あっ!」



私の心配をよそに



峻稀はその拳を避けていく。



すご……。



〈そんなもんで俺に勝てると思ったか。〉



〈少し避けれたくらいで
調子乗ってんじゃねーぞ!〉



ボコッ!



「〈〈〈あっっ!〉〉〉」



峻稀にその一発が当たった。



〈あはは……。
ちょっとヤバイかも。
優太公矢。行くぞ。〉



マキが優太と公矢を連れて



峻稀の所へ行った。