銀色の龍と蝶と妖精










私は自分の顔を膝に埋めた






(私ってなんだろう?)








「見つけた」


聞き覚えのある声






「えっ?」


私は顔を上げる




瑠衣の優しい顔

隼人や陽の顔・・・・








「僕たちと一緒にいてもらうよ」







「こっちが勝ったからね

もう逃げられないね」


隼人が笑いながら言う