銀色の龍と蝶と妖精


月歌side






私は適当に歩いた


そして考えた





(さっきの路地裏が

1番見つかりにくいかも)




あの3人

あの場所にいるなんて思わないだろうし





あの場所からまだ

そんなに離れていない




私はさっきの場所に

違う道を歩き戻った





私はあの場所につくと

ひざを抱えて座り込んだ





(疲れた・・・・

今日は1日中歩いてたから)



私はこんなに歩いたのは始めてだ



ううん、外に出たのも

あの人以外の人間と会うのもだ