笑いかけた美沙樹ちゃんは ここにいるどの女の人よりも 綺麗だった ほら、他のお客さんの ほとんどが美沙樹ちゃんを見てる 「ねぇ、隼人」 「どうした?」 「食べたらすぐ探すよ?」 「はいはい」 隼人は困ったように笑った 「陽もいい?」 僕は首をかしげる 「もうどうにでもなれ!」 陽はヤケクソのように言った