銀色の龍と蝶と妖精









「わかった

銀龍には入れないよ」






「銀龍にはって・・・・

どういう意味?」


美沙樹ちゃんは

怪奇そうに眉を潜めた






「銀龍に入れないよ

その代わり僕たちと一緒にいる」







「そんなの・・・・!

銀龍に入るのと変わらないじゃないッ」






「月歌を

龍と会わせなければいいんでしょ?」


僕はため息を着く





「出来るの・・・・?」






「うん」