銀色の龍と蝶と妖精










「瑠衣

月歌、連れてってもいいよ」


隼人がそう言う






「おい!」





「陽

陽はこの子を1人にするの?」


瑠衣が口を開く







「・・・・ッ」






「それじゃあ今から10分間

僕たちは待つよ


月歌はこの街の好きなとこへ逃げて」






「うん」


私はうなずく





『それじゃあ、スタート!』