銀色の龍と蝶と妖精









そう言うと月歌は俺達に微笑んだ





微笑んでるのに

月歌の目からは涙がつたっていて・・・・



不覚にも“美しい”

そう思って見惚れてしまった







「もう忘れよう・・・・」


瑠衣が月歌を抱きしめた






「ありがとう

お母さんを助けてくれてありがとう


私に気づかせてくれて・・・・

ありがとう」


月歌は静かに目を閉じた





「全部なかった事にしよう・・・・?」


瑠衣がさらに強く抱きしめる






「ダメ」


月歌が瑠衣から離れた