そして、部屋にもどり朝食を済ませたルナ
窓に近寄り外を見た。
そのとき、赤い髪をした少年が丘の上に立っていた。
だが、遠目から見れば少年というよりもう少し上に見える
だが、一瞬目を離した隙に
その少年はいなくなっていた。
そんなに気にすることでもない。
だが、目に焼きついて仕方なかった。
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ドアをノックする音が耳に入る
「失礼いたします。ルナ様、ご準備を。」
「・・・サリー」
「何でしょう?」
微妙な表情を浮かべている私に
尚も、優しい笑顔を浮かべるサリー
「今日、少し調子が・・・。」
それでも、サリーの表情は崩れず、
「仮病ですね?
国王様からサリーがお叱りを受けます。
どうか、サリーを助けると思って・・・」
そういうとルナに笑いかける。
「今日はルナ様のお好きなお色でご準備いたしました。」
そこには、素敵な黒い控えめなシルエットのドレス
「でも少し、肌みせすぎじゃ・・・」
背中は腰とお尻の間までぱっくり開いていて
足には太ももまでスリットが入っていた
「私はいいと思いますけどねえ~」
そういいながら綺麗な青い髪をアップにした
そして、完成したころには
舞踏会が始まっていた。
