お伽話




今日も一人だった

心の中で呟く。


そんな中、大きく風が吹く


すると、一瞬で目の前姿を現した

「ご機嫌、麗しゅう?ルナ様。」


にこにこと、何も知らずにか
笑顔を浮かべるリジェン


「・・・・何か、用ですか?」


笑顔を浮かべるリジェンとは裏腹に
驚くそぶりすら見せない、無の表情しかないルナ

そんなルナにリジェンはこう伝えた。

「そんなに、気を落としていたらサンは離れた意味が
ないですねえ~」


”サン”

その名前に懐かしさすら感じてしまった。

「サンはっ!!!・・・サンは今どこにっ!!」


先ほどとは打って変わる行動に
リジェンは静かに口元を上げた。

「逢いたい。・・・ですか?」


「・・・逢いたい、サンにっ・・・逢いたいっ、」

目から涙を落とすルナ

「なぜ、私を一人にするの・・・?
お母様もお父様も、



サンも・・・。」


涙は止まらない