お伽話



「ここが、調理室。
ここにルナ様のお好きなコーヒーやローズティー
その日の気分でご準備をする。」


「・・・・・。」


ルナが自室へ戻った後
今日だけ違う護衛をつけた。

「そして、ここがルナ様の自室だ。
これからは、24時間ルナ様のお傍を離れるな。
国王様がお亡くなりになった後で、何があるか分からない。
これからは、お世話をしながら剣術も教えていく。
わかったか?」


「・・・あぁ、」



そして、ドアの前にいた兵を連れてアベルは訓練場へ戻った
こう見えても兵隊長であるアベルは多忙の身
ルナのこともあるが、いささか不安が残るこの場を
どうしても離れなければならなかった。

「ルナ様に何かあれば、ためらいも無く
俺はお前を殺す。心してやれ。」


今までに無い雰囲気を出すアベルを
見つめるサン

「・・・・・分かっている。」


そういって、ドアを開け
部屋へ入った。