国王が殺害されたと知った民間の人々の間では
不安の声が上がっていた。
そんな中
ルナはアベルを呼んだ
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「・・・・お呼びでしょうか?ルナ様」
「今は、ルナで。」
「・・・・・あぁ。」
「赤髪の・・・あの少年を
ここへ、呼びなさい。」
「・・・だが、あいつは国王様を殺したという罪が
着せられている。
ここへ呼ぶのはあまりにも危険すぎる。」
「・・・大丈夫、あの人は違う。」
「その根拠を納得できるように説明してくれ。」
「・・・・・女の勘。
というやつです。」
はあ、と1つため息を吐いた
「5分でつれてくる。
その代わり、俺も立ち会う。これが条件。
いいな?」
ルナは首を縦に振ると
アベルは扉を出てその場を離れた。
