お伽話




「えっ?

アベル言っていいことと悪いことの区別もつかないの?
今はあなたの冗談に付き合っている場合ではないの。」


いつもそうだった
アベルは


「・・・ルナ」


こんなときに名前で呼んだりしない。



「お父様・・・っ」

ルナは、父のいる部屋へ急いだ。


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「お、お父様・・・っ!!」


そこには、サリーと数名のメイド

そして、ベッドに横たわった父


「な、・・・なぜお父様が・・」


「さっきの侵入者が入ったときに
お亡くなりに・・・・。」


サリーが控えめに口をあける


「お、お父様・・・。」



後を追ってきたアベル


ルナの肩を支えるように
寄り添った。