そして、今日もキミを想う。【完】

「本当に寿々歌は今のままで幸せなのかなぁ～?」
「大悟はいっつも意気地無しだよな。追い込まれないと告白しねえんだろ」

グサッ。

「いい加減プロポーズしてやんないと、寿々歌に逃げられるぞ?」
「もうすでに大悟にはうんざりしてるかもね」

グサグサッ。

「何なら俺達の前で、公開プロポーズしたって良いんだぜ?」
「余計なお世話だよっ!」

本当は何度もプロポーズしようって考えた。
でも、やっぱり俺は意気地無しなんだ。