あの日、ジョージと出逢った日はあんなに脚が重かったのに今日はスキップできるくらいに軽く感じられる。 そのままアタシは玄関の扉を開けた。 「ただいま!」 「おかえり!涼子」 笑顔で迎えてくれるジョージの後ろに広がるのは豪華絢爛な料理の数々。 そしてその中央には 「スゴ…っ」 可愛いフルーツが沢山乗ったケーキ。 「コレも手作り?」 「もちろん♪」