その後アタシは急速で仕事を終わらせた。 (杏子へのイライラのおかげで) 「ただいま」 「おかえり〜!待ってたよ」 相変わらずテンション高くアタシを迎えてくれる。 早速二人並んで料理をし始めた。 アタシ…包丁握るの何年ぶりだろう。 久しぶりにまじまじとみた気がする。 「何ボーっとしてるの?ほら、キャベツ切って!」 「……はい」 言われるままに動く。 だって料理とか何作るのか分かんないし。 ま、キャベツ切ればいいか。