「オレ…行くとこないんだよ。ねぇオレをペットとして置いてよ」 そんな子犬のような目で見つめるな! アタシはそんなのには引っかからないんだから。 「家事も掃除もするから」 駄目押しの一言。 アタシはこの一言にやられた。 「家事全般何でもやってくれるの?」 「モチロン!涼子のためなら何だってするよ!だから、ね?」