年上ペット



「涼子が逢いに来てくれなかったからオレが来たんだよ。まぁ帰るつもりはないけどね」


いけしゃあしゃあとそんな事を抜かすジョージ。


「お断りよ!」


「あれ?もうペット契約切れてる?」


「もうとっくの昔に破棄したのはどこの誰だったかしら!?」


「そのことについては謝るよホントに、ごめんいや、スミマセンでした」


突然真剣な表情になって謝ってくるジョージ。


「…ねぇ、なんで突然いなくなったの?」


アタシは一番気になっていた事をジョージに聞いた。