ナイトメア・ホルスター

「狙撃を頼む」

「了解」

[……っ]

 仲間の1人がライフルを構えると、男はビクリと体を強ばらせた。

 その男に、ベリルは柔らかな眼差しを向けて発する。

「心配ない」

 たったそれだけの言葉なのに、男は何故か安心出来た。