ナイトメア・ホルスター

初めて出会った時よりも大きくなった身長は、ベリルとほぼ同じくらいにまで伸びていた。

「昔から変わらんな」

「ごめん……我が儘だって解ってる」

「良い。とりあえずお前の家に向かう」

 伏せていたアザムの頭を軽くなでて、駐めてあるオレンジレッドのピックアップトラックに足を進めた。