ナイトメア・ホルスター

 食べ終わってシャワーを浴び、サムに部屋をあてがう。

 しばらくして少年が寝静まったのを確認し、リビングで書類整理をしているレイの処に向かった。

「! 寝たかい?」

「うん」

 斜め隣の1人掛けソファに腰掛けてレイの様子を見つめた。

「さっき、なんで変な顔してたの?」

「!? え……?」

 ふいに声を掛けられ、レイはビクリと体を強ばらせた。

「僕がレイを紹介したとき」

 気づかれていたのか……

「なんでもないよ」

「嘘はだめだよ」

 ぐうの音も出ない。