ベリルに敵対している人たちは皮肉を込めて、彼を尊敬している人たちからは畏敬の念を込めてそう呼ばれているんだそうだ。

 そう教えられると、気に入らない理由はそこなのかと自分の意識が理解出来た。

 いつかその名に恥じないようになれるのだろうか。

 僕はまだまだこれから沢山のコトを学ばなければならない。

 ベリルの力になれるように、彼が充分に力を出せるように……僕だって諦めないよ。



 END