あさひのやな予想は的中
化学室の前までつれてこられた








「早く、行ってこいっ」




健闘を祈る、
びしっと言い捨てて
依瑠ヵはじりっと
おびえこむあさひを睨む





えー、
冷や汗をぶん流しながら
そろぉっと化学室の中を
覗けばいつもどおり
金髪がそこにいた




何も変わらない、
あの時あたしが何故か
見入ってしまった



あの金髪が