でも次の日も次の日も あたしは金髪を 見たい衝動にかられていた 「ちょっと行って来る!」 翌日 「ちょっと行って来る!」 翌日 「ちょっと行って来る!」 ―――――――――――――――――。 「あの子、完璧に惚れた?」 あの、金髪の人に 掃除の時間どこかへ 羽が生えたかのように 軽やかに巣立つあさひを見て 洋子はだるそうに ホウキを持ったまま 動かない依瑠ヵに言う 「惚れてるね、完璧に」 きぱっと依瑠ヵが言い切り だよね、と洋子も確信がつく