「………さあ、どうでしょう」


「俺は教えた。
俺だけ、とか公平じゃないよな?」


「うっ…」






た、確かにそうだけど……っ!


だって言ったら絶対笑われる!!






「絶対笑うなよ」


「ものによる」


「…………。
お化け屋敷とかそうゆう部類のもの」


「…………っ、意外」


「笑ったろ!?
だから言いたくなかったんだっ!」






声には出してないが、肩が震えてますよ、暁さんよ。


それでも我慢しているようですが。






「あぁ、だから修学旅行んとき、お化け屋敷避けたんだな?
海翔も苦手だったし」


「そうそ。
來希にはバレちまっててさ、そん時には。
正直、海翔には感謝してるわ」


「ははっ。
お化けが怖いとか、月夜可愛いとこあんだ」


「可愛いゆうな!
俺、男だっつの」





そんな感じで話しながら作ってたら、あっという間に完成。